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平成29年出初式 式辞

平成29年出初式

平成29年出初式

 消防団の諸君、明けましておめでとうございます。諸君に於かれては、日頃お忙しい中を豊丘村民の安全のために、様々な防災に取り組んでいただき心よりお礼を申し上げます。

 さて国内では、昨年四月には熊本地震、十月には鳥取地震が発生し大きな被害が出ていますし、十二月には新潟県糸魚川市で140余の家屋が延焼する大火がありました。

 豊丘村においては、昨年1年間に5件の火災が発生しましたが、消防団員の皆さんの献身的な消火活動により鎮圧することができました。
 この場をお借りしてお礼申し上げます。

 豊丘村の現状とこれからについてお話します。

 まず最初に、村の駅について、お話しします。

 いよいよ豊丘の道の駅の造成工事が始まりました。
 建物についても順次詳細設計に移りつつありますが、まだまだ詰め切れていないところが沢山あるため、準備委員会、議会、関係者の更な る議論が急がれます。有利な国の補助金を頂くための今年度末までの発注が絶対条件です。
 平成三〇年春、豊丘村始まって以来の道の駅を開設し、農産物・特産品直売所、レストラン、焼き立てパン、惣菜、お弁当、ジェラートを展開する株式会社を村主導で立ち上げ、さらにはテナントにパルムショッピングセンター、クリーニング店、喫茶店などを同時にスタートします。

 豊丘村の悲願であった、新万年橋(仮称)の建設も決定する中、リニア中央新幹線開業、三遠南信道開通を見据えれば、劇的に発展していく伊那谷の東側の主要幹線路に竜東一貫道路が位置づけられることは間違いありません。
 売れる直売所をつくり、果物や野菜で農家の方にしっかり儲けて頂き、耕作意欲を上げることで、農地を守り、結果として健康をも維持していただく事が可能になります。

 また、衰退を続ける商業についても、豊丘村に核となるショッピングモールが出来ることによって、様々な職種が集うことによる相乗効果で村の活力の中心地として発展することができます。
 商業の中心地が存在することにより、住みやすさを求める住民の数も増え、人口の増加につながります。

 グリムスパンキーについて、お話しします。

 豊丘村出身の松尾レミさんが飯田市出身で高校の先輩である亀本寛貴くんと結成しているロックユニット「グリムスパンキー」が、大ブレークの予感です。ワンピースの映画の主題曲を飾ったり、テレビCMのBGMに使われたり、全国ツアーで最終日二、四〇〇人を集めるなどして大活躍です。また、ふるさと豊丘村をしっかり語って頂いています。

 豊丘村としても初めてメジャーデビューしたミュージシャンである松尾レミさんと、しっかりコラボレーションしながら応援していきたいと考えています。

 リニア中央新幹線について、お話しします。

 一〇年後の二〇二七年には品川、名古屋間が、開通の予定です。将来は東京、名古屋、大阪を1時間で結ぶスーパーメガリージョン、巨大都市圏を構成し、そのど真ん中に伊那谷が組み込まれることになります。
 多分開通後、年を経るごとに凄まじい変化にさらされて行くことになると予測します。しかしその変化は世界でもまれにみるような、住んでいる人にとって素晴らしいものにして行かなくてはなりません。
 リニア中央新幹線開業によって、東京の品川から45分、名古屋から27分の時間距離に、この伊那谷が組み込まれていきます。南アルプスと中央アルプスに挟まれ、滔々と流れる天竜川の河岸段丘が佇み、平地には自然と農地が織りなす日本の原風景が広がっている伊那谷の魅力を都市部や海外は間違いなく注目しています。そのころには三遠南信道も開通しているでしょう。

 リニアの効果によって都市と共生し、自然と産業が共存した素晴らしいふるさと豊丘村が、日本のみならず、世界のふるさと創生のフロントランナーとして存在しているはずです。

 これからの一〇年余の苦しい工事期間を力を合わせて乗り切り、しっかりと将来を見据えて、時代の流れを確実に捉え、豊丘村を明るく元気で、活力あふれる、持続可能なふるさととして、育てる覚悟です。

 団員諸君には、消防精神のもと、常に万全の消防体制を堅持していただき、万一の大災害の際に対応する危機管理にも留意をお願いしますとともに、どうか、豊丘村の将来に向けて若い力をぜひお貸しください。


平成二十九年 一月八日 豊丘村長 下平喜隆

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