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平成27年豊丘村消防団出初式(1月11日)

新年明けましておめでとうございます。
 本日ここに阿部守一長野県知事、宮下一郎財務副大臣秘書尾関正行氏を始め、各方面を代表する多数のご来賓の皆様方のご臨席を得て、平成27年豊丘村消防団出初式を挙行できる運びとなり、まことに喜びにたえません。
 さて昨年はいくつもの自然災害が長野県を襲いました。2月の記録的な大雪、7月の南木曽町の土石流災害、9月の御嶽山の噴火、11月の神城断層地震、と身近なところで、避けることが不可能な災害が、突如発生しました。
 被災地、また周辺地域では、災害の復旧のみならず風評被害による観光客やスキー客のキャンセルや差し控える方が相次ぎ、地域経済に壊滅的な影響を与えています。
 亡くなられた方々にはお悔やみを申し上げ、被災された方、経済的な打撃を受けられている方々には心よりお見舞い申し上げます。
 それに比べ昨年は台風の影響も軽微で農作物や山の幸も豊作だった我が豊丘村が、本当に静穏で肥沃な伊那谷に位置する幸せを感じ取ることが出来ます。
 しかし近年、大きな自然災害に襲われていない飯田下伊那地方ですが、私が小学校1年の昭和36年6月には後に36災害と呼ばれる集中豪雨により3日間、大雨が降り続き134人の方が亡くなりました。天竜川の堤防が決壊し、家屋が水に飲まれて流れていく様子は当時幼かった私の記憶にも今もってはっきりと刻まれています。
 今は当時と比べると格段に、水害に対するインフラの整備は進んできていますが、未だに土石流災害時のレッドゾーンは村内に多数存在しています。
 地震につきましても、歴史をひも解いてみますと、西暦1718年、8代将軍、徳川吉宗の時代に、遠山郷、つまり今の南信濃、上村を震源とした大きな地震があり、遠山郷で飛び石によると見られる50人ほどの死亡者、飯田城下内でも12人の死亡者がでたという記録があります。
 災害は村民の尊い人命と貴重な財産を一瞬にして奪い去る最大の脅威であります。これを未然に、あるいは最小限に防ぐことが、皆さんに課せられた最大の使命であります。
 火災のみならず、様々な災害に対して、備えなくてはならない消防団に入団され活躍されている諸君、ならびに本日表彰を受けられるOBの皆様に心からの敬意と感謝を申し上げ、結びに、ご来賓の皆様はじめ本日ご列席のすべての皆様の御多幸、ご健勝を祈念して式辞といたします。
平成27年1月11日   豊丘村長 下平喜隆

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