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議会第2回定例会開会日(6月4日)

村長の挨拶

議場の様子

 平成26年豊丘村議会第2回定例会の開会にあたり、一言ご挨拶申し上げます。本日ここに、平成26年豊丘村議会第2回定例会を招集いたしましたところ、議員各位におかれましては、何かとご多用のところ、全員のご出席をいただき、国保税条例の改正や補正予算案などの重要案件についてご審議頂きますことに対し、深く感謝申し上げますと共に、厚くお礼申し上げます。
 5月29日の午後突然の降雹がありました。昨年は春先の凍霜害、秋の台風、冬の大雪と農業者にとっては大変つらい1年となったわけですが、今年こそはと言う矢先の雷と雹でしたが、幸いにも豊丘村には雨交じりの雹だったため、軽微な損害で済んだことで、ほっと胸をなでおろしました。しかし松川町の上片桐では相当の被害と聞き、同じ伊那谷の仲間としてお見舞いを申し上げます。        
 早いもので村長に当選させていただいて3年が過ぎ、任期最後の年に入っています。その中で選挙中に約束させていただいた数々の公約が村民の皆様の御理解、ご協力、また議員の皆様のご支援、役場職員の努力によって実現に至ってきました。現在の豊丘村の各種施策の進捗状況を報告させていただきます。
「ゆめあるて」と命名させていただきました、交流学習センターと図書館について申し上げます。
 「ゆめあるて」につきましては、軽微な工事を少し残しながらも、建物本体の引き渡しを3月31日に無事済ますことができました。その後、引っ越しをしながら5月7日の連休明けから新しい交流学習センター、つまり公民館活動を新しい「ゆめあるて」で行ってきました。
 図書館につきましては今引っ越しの真っ最中です。7月1日の開館となりますので、もうしばらくお待ちください。本を借りるだけでなく様々な年齢の方々が気楽に集える、ゆったりとした時間に浸れる、ほっとできる図書館を目指したいと思います。
 来週から福祉センターを取り壊し始めます。続いて有線放送の事務所を解体します。その後、駐車場や取り付け道路などの外構を整備し完成は9月いっぱいくらいを予定しています。竣工式については10月25日(土)を予定しています。内容については現在検討中です。
 次に小規模特別養護老人ホームについて申し上げます
 飯田下伊那地方で初めてとなる地域密着型特別養護老人ホームにつきましても、その経営母体となる社会福祉法人 林の杜 との連携の中で無事3月28日に竣工式を終え、4月1日からの開所となりました。5月中には定員の29人が入所し要望の高いことが証明されました。他町村でもこの小規模特養を開設する動きが活発化しています。高齢化社会に対して、有効な施策を次々と打ち出していかなくてはなりません。
 次に人口増対策について申し上げます。
 豊丘村の人口増対策として子育て支援戸建て賃貸住宅と宅地造成が行われてきました。このほど横浜ゴム長野豊丘工場が当村河野地籍へ神奈川県平塚市から移設してまいりました。横浜ゴムとしても10数年ぶりの国内工場ということです。茨城の工場で作ったゴムホースと高森で作った金具を使い、何万種類もの油圧ホースを組み立てています。現在250名余りの従業員体制で操業しているそうです。
 移設に伴い平塚より60数名の従業員が飯田下伊那地域に越してこられました。豊丘村としてもこのタイミングを逃さないよう、もちろん国の補助金を使うことですから、すべての住民に公平にチャンスのある子育て支援戸建て賃貸住宅を16戸建設いたしました。
 現在9戸入居済みで3家族が入居申し込み中です。6月6日(金)発刊の「月刊飯田」に初めてコマーシャルを載せたことで申し込みも増える見込みです。  
 横浜ゴムの従業員にあっては、家族を呼ぶための猶予期間を3年間認めたことや、住居手当を手厚くしたことなどが重なり、豊丘より便利なところを求めたり、単身での転勤者が多かった影響で、横浜ゴム関連の入居者は4家族にとどまっています。
横浜ゴム長野豊丘工場につきましては多額の法人住民税をさっそく納めて頂いております。従業員数も順調に伸びているそうです。また規模の拡大も予定されているようで、将来的には、法人住民税、固定資産税などのさらなる伸びが期待できます。
また、試験的に福島区大柏へ作った戸建て賃貸住宅3戸につきましては今のところ1戸の入居申し込みがありました。後の2戸については早い時期の入居者を募集していく予定です。議員の皆様、村民の皆様におかれましても、大変、価格的にも、間取り的にも魅力的な物件ですので、ぜひ知り合いの方があればご紹介いただきたいと思います。
 また25年度におきましては、村の人口増対策として宅地の取得と家の新築に、それぞれ60万円、つまり宅地と家の新築に対して120万円を受け取ることができる村の補助金を利用された方が20戸、人数にして69人の方の定住がありました。 
 26年度におきましても、子育て支援戸建て賃貸住宅を河野地区地蔵道に5戸、宅地造成は河野地区北垣外に7区画、地蔵道に4区画、田村地区資料館の前に2区画を造成して売り出します。宅地造成については、しばらく村の手持ちの物件がありませんでしたが、これでいつでも宅地の需要に対応することができるようになります。
 次に学校給食センターと河野児童クラブの建設について申し上げます。
 給食センターの建て替えは元々26年度の事業として計画していなかったわけですが、昭和54年に建てられた今の給食センターは老朽化と現在の給食センターの基準に合わないため再三保健所から指導されていました。
 たまたま政府自民党が景気浮揚のため約10兆円の24年度の補正予算を組んだわけですが、丁度豊丘村が25年度に大型事業をたくさん予定していたため、新たに6億5千万円の国からの補助金を頂くことができました。この補助金の残りを使いながら給食センターを建設することといたしました。
 南小学校の旧体育館跡地に建設します。
 また、河野児童クラブの建設についてですが、現在間借りをしている旧河野農協事務所をJAが取り壊すことになりました。それに伴い河野児童クラブを旧河野農協倉庫のあるところへ新築しようとするものです。
 ふるさと納税に少し触れます。
 本年度のふるさと納税のお礼品を納税していただいた金額に応じて充実させたこと、さらにホームページも見やすくし、他町村に先駆けてクレジットカードでの決済ができるようにしたところ、6月3日時点ですでに450件1,250万円の申し込みがありました。昨年の倍以上です。お礼品は桃、ブドウ、梨、リンゴ、干し柿、松茸となっています。村の特産物が良い価格でたくさん消費できることは、村の農業にとって大変素晴らしいことです。また豊丘村の名前もしっかりと売り出すことができます。今後の申し込みが楽しみな状況です。
 子ども課新設について申し上げます。
 26年4月より新設した子ども課を教育委員会へ統合し0歳児から高校3年生まで一貫した子育て支援ができるようにしました。特に今まで豊丘村には常設の子育て支援センターがありませんでしたが今年の11月頃には今の結婚相談所、つまり保健センターの愛ネット北部のあるところにオープンできる予定です。
 保育園も北、中央、南と、それぞれに園長を配置し、保育の充実を図ると共に保育料の軽減も行いました。
また、小・中学校にも村費の教員を配置し特別支援教育や各種専科にも配慮しました。
最後にリニア新幹線について申し上げます。
現在JR東海よりリニア新幹線の評価書が環境省、国土交通省に提出されています。あくまで予測ですが、多分7月中に国土交通省からの意見が出され、公告、縦覧が始まります。秋には工事実施計画の認可、地元説明、着工と進んでいくと思われます。
まずは中心線の測量から始まるといわれています。豊丘村には壬生沢、小園境に本線のトンネル出入り口、戸中と坂島に非常口、柏原に変電所と大変な大工事となります。工事期間中の村民の皆様の生活を守り、不安の払しょくを図ることを第一に考え、またトンネルの掘削による水枯れには特に将来へつながる対応をJR東海にしっかりと求めてまいりたいと思います。
 また、それと共に、リニアが繋ぐ千載一遇のチャンスを皆様と力を合わせて、未来を的確に判断できるグローバルな視点を持って、伊那谷の持つ歴史や文化、自然と農業が織りなす日本の原風景、様々なこの伊那谷の魅力と都市部、世界との融合を探っていくことが何より大切だと考えます。

さて、本日私から提案いたします案件は、専決処分した条例2件を含む条例案件3件、25年度一般会計補正予算など専決処分予算案件6件、26年度一般会計補正予算など予算案件4件、固定資産評価審査委員の選任案件1件、25年度繰越明許繰越計算書など一般案件4件であります。
特に私から申し上げますと、6月定例会の重要な案件であります国民健康保険税条例の改正を提案いたします。
25年度の国民健康保険特別会計の決算は、国保加入者の皆様のご理解とご協力により医療費の支出も予想より抑えることができ、予算計上していた基金からの取り崩しも200万円で抑えることができ、決算をまとめられる見込みとなりました。
しかし、26年度以降医療費の動向を勘案すると現行税率のままでは財政調整基金から4,000万円の基金取り崩しを行ってもなお、歳入不足が見込まれるため、26年度は、国保税を被保険者1人当り3.2%引上げるよう算定したものであります。去る5月26日の国保運営協議会でご審議いただき、答申をいただきました。答申を尊重し、条例改正案を提出するものであります。国保事業の財政状況は大変厳しいなかでの条例改正でありますので、何卒ご理解をお願いいたします。
 また、26年度一般会計補正予算では、前年度繰越金の概算見込み額を歳入計上し、歳出では、旧図書館をボランティアセンター等へ改修するための費用や河野児童クラブ建設費増加分の追加などを計上しました。
 上程案件については、以上概要を申し上げましたが、詳細につきましては、副村長・担当課長よりご説明申し上げますので、ご審議、ご決定賜りますようお願い申し上げます。

6月4日 記

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