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第5次豊丘村総合振興計画あいさつ

空からみた河野地区  私達の豊丘村が位置する南信州伊那谷に、千年に一度の大事件が起きようとしています。奇しくも東日本大震災が貞観の大震災(平安時代)以来の千年に一度といわれる規模で東北地方の太平洋側を襲い、地震と津波と原発事故による未曾有の大災害を引き起こしたり、昨年は8百年ぶりという本州、九州を中心とした広い範囲での金環日食が観測されたりして、今を生きる私たちは不思議な運命にあるといえるのではないでしょうか。
 特にこの南信州豊丘村に住む私たちには、不思議で宿命的な千年に一度というチャンスがめぐってこようとしています。リニア中央新幹線が伊那谷を通過することです。

 7世紀初めに東山道がこの伊那谷を通過したことにより、私たちの先祖が住む伊那谷は東西の文化の結節点となりました。当時とすれば都の文化が東日本へ流れこんでゆく、まさにその入り口が伊那と当時から呼ばれていたこの伊那谷です。都の情報が流れ込む伊那谷は、文化の香り高い地域であったといわれています。国家プロジェクトとして東京と大阪を最短67分、時速500キロで東と西の都を結ぶリニア新幹線の計画が、奈良時代以前から西日本と東日本の文化の結節点として栄えてきた飯田地方を通過することは運命だったのです。
 そのリニアの路線と駅の位置も、今年の秋にはJR東海によって示されます。2027年の東京、名古屋間の営業開始をめざします。そのころには三遠南信道も開通していることと考えます。
 第5次総合振興計画は、まさに14年後のリニア中央新幹線開業や三遠南信道開通を見据え、大胆な実効性を伴いながら、且つ不易な人と人のコミュニケーション、地域の文化の継承、ふるさとの原風景の保全、産業の振興などを「ずっとふるさと もっととよおか」のキャッチフレーズのもと目指します。これらの目標に対して、「豊丘スタイルの戦略的創造」「地域の力で育み支えるふれあいの村」「誰もが安心して健やかに暮らせる体制づくり」「ふるさとを愛し輝く未来を拓く心豊かな人づくり」「豊丘の原風景とやすらぎあふれる住環境の創出」「住民の活動を支える行政運営」と六つの章に分類し、それぞれの課題に対して行政評価制度のPDCAサイクルを繰り返し実施することで、第5次総合振興計画を具現化していきます。
 世界一の可能性を秘めた豊丘村の未来を信じて、力強くスクラムを組んでともに前進していきましょう。

(平成25年3月記)

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