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「とよおか四季大学」開講 松浪健四郎先生 来村

松浪健四郎  豊丘村の「ふるさと大使」である丸山克俊先生(東京理科大教授)の提唱で始まった「とよおか四季大学」が7月23日(土)に開講しました。第1回目の講師は、なんと衆議院議員を3期務められた松浪健四郎先生でした。
 参加した受講者は、全員が松浪先生の語り口に見事に引き込まれ、コップの水が飛んでくる心配は無用でした。講演のテーマは「我が国の教育について」でしたが、切り口は武道や日本の伝統を大切にする視点からのもので、個人の権利の主張を中心としたマスコミや一部の新聞とは違う、日本の文化や公共心・道徳心の大切さを説くものでした。
 松浪先生はレスリングの日本代表を務め、レスリング界ではコーチや監督としても大活躍されました。また、アフガニスタンとの交流も深く、新婚当時は3年間もお住みになったとのことでした。アフガニスタンは大変貧しい国ですが、人々の笑顔は素晴らしかったそうです。
 スポーツで体を鍛えることが正義感を育て、他人に対する犠牲的精神も生まれる。武道を通じて体を鍛えることで、弱い人を助けることができる礼儀正しい人間になれると言われました。また、「スポーツの練習(トレーニング)」と「武道の稽古」の差は、トレーニングは自由な発想であるが、稽古は作法を学ぶことで、ある意味では個性の殺し方を学ぶことでもあるそうです。講演の中では、明治初期に東大教授としてアメリカから来日されていたエドワード・モースが貧しい日本人の礼儀正しさに大変驚かれたことも話されました。
 松浪先生が文部科学副大臣の職にあったときに、中学校教育の体育の必須科目として武道を取り入れられたのもその理由からでした。
 結びに、アフガニスタンの言葉の「木を植えよ!子どもを産め!本を読め!」を引用し、講演を閉じられました。
 「木を植えよ!」は公共心を持つという意味、「子どもを産め!」は子どもを持つことで自分の私生活を確実なものにするという意味、「本を読め!」は知的好奇心を持ち続けるために読書をしなさい、そして一生涯勉強する姿勢を忘れないという意味だそうです。

(平成23年7月28日記)

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